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藤根 幸雄; 斎藤 恵一朗; 柴 是行; 糸井 和明*
Sep.Sci.Technol., 17(13-14), p.1545 - 1563, 1983/00
連続式置換クロマトグラフィ用サーキットによるリチウム同位体分離実験を行い、その定常同位体濃度分布から分離性能を決める重要な因子の1つである理論段高さ(HETP)を求めた。そしてHETPと置換剤の流速および濃度との関係を得た。また、新しいHETPの推算式を誘導し、この式が、得られた実験値をよく説明することを示した。これにより、イオン交換樹脂中の拡散が2相間同位体交換反応の主要な抵抗となっていること、さらに、カラム内の液混合がHETPの値に強く影響していることをあきらかにした。
藤根 幸雄; 斎藤 恵一朗; 柴 是行; 糸井 利明*
Solvent Extraction and Ion Exchange, 1(1), p.113 - 126, 1983/00
クロマトグラフィによる同位体分離技術の開発においては液混合を小さくしたままで塔径を拡大することが重要である。本論文では、液混合に大きな影響を及ぼすと考えられる液分散器の4つの異なった型のものを製作し、大型50cm直径のイオン交換塔に取り付けて、液混合の大きさを代表する軸方向放散係数をステップ応答法により測定した。この結果を、小口径1,2cm直径のイオン交換塔に対する結果と比較したところ、適当な分散器を用いた場合には、大型塔で、小口径の塔よりも液混合が小さくなる条件があることが明らかとなった。